ピラニア・ナッテリー|赤いお腹の臆病なピラニア

pygocentrus-nattereri
名称(学名)ピラニアナッテリー (Pygocentrus nattereri)
身体体長:25~35cm
生息地南アメリカのアマゾン川など
食性肉食で魚、昆虫、小動物を食べる

ピラニア・ナッテリーの特徴

pygocentrus-nattereri

ピラニアナッテリーはピラニアの中でも一般的な種で、赤い腹を持つのが特徴です。 別名レッドピラニアとも呼ばれます。

肉食で鋭い歯を持ち、主な獲物は他の魚、昆虫、ミミズ、鳥、小型哺乳類などです。 魚とは思えない鋭い牙の生えた口と凶暴性から広く恐れられています。

しかし本種は臆病で神経質な性格をしており、基本的に人間などの大型動物に襲い掛かることはありません。 ただし血の匂いに敏感であるため、出血していると興奮して襲い掛かかることがあります。

ピラニアは基本的に単独での飼育が必要なのですが、本種は多頭飼が可能で、ある程度数がいた方が安心できるようです。 ただ他の種類の魚と一緒にするのは厳禁ですし、腹ペコになると同種でも容赦なく共食いが始まってしまうので注意が必要ですが…

フィクション含めたホラー映画なども製作されるためか、知名度が高くペットとして人気があります。 1匹200~500円程度で購入できるみたいですよ。

ピラニア・ナッテリーの生態

pygocentrus-nattereri

生息地

南アメリカのアマゾン川などに生息します。 上流から下流まで広く生息していますが、個々を見ると複数匹でまとまって一定の範囲内で生活します。

普段の生活

肉食で魚、昆虫、小動物などを襲って食べます。 血の匂いに敏感で、嗅ぎつけると興奮状態になって人間など大型の動物にも襲い掛かります。

繁殖と成長

雨季に入る4~5月頃に繁殖期を迎えます。 卵生で一度の産卵で数百個もの卵を産み、2週間で孵化します。

卵が孵化するまで番は卵を守り、その間飲まず食わずで頑張ります。

3年で成熟し、寿命は10年ほどです。

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