アオアシカツオドリ|青い足を持つカツオドリ

Sula nebouxii
名称(学名)アオアシカツオドリ (Sula nebouxii)
身体体長:80cm
生息地中南米沿岸部付近、ガラパゴス諸島
食性肉食

アオアシカツオドリの特徴

Sula nebouxii

アオアシカツオドリはガラパゴス諸島などに生息する足の青い鳥です。 足の青いカツオドリだからアオアシカツオドリとそのまま名付けられました。

この青い足はエサの魚などから取り入れているカロテノイド色素の影響と言われています。 求愛行動ではオスが足を交互にヨタヨタ持ち上げてアピールしますが、足が青いほどに良質なエサを沢山食べている証左でありよくモテます。

この足の形から分かるように、地上ではあまり俊敏な動きはできません。 しかしカツオドリは海で狩りをするので、地上では動けなくても問題ないのです。

カツオドリは上空から魚群を見つけると数百匹もの集団で急降下して海中へダイブし、海中の魚を捕らえてしまいます。 カツオドリの名はカツオドリがダイブする場所にカツオが良くいたことに由来しています。 ただしカツオドリが狙うのはイワシなどの小魚でカツオを食べる訳ではなく、同じく小魚を追って来たカツオも同じ狩場にいるというだけです。

アオアシカツオドリは人への警戒心が薄く間近で普段の生活を見せてくれ、その愛らしい姿からかガラパゴス諸島のアイドルとして高い人気を誇っています。 動画サイトにも沢山動画が上がっているので興味のある方は是非覗いてみてください。

アオアシカツオドリの生態

Sula nebouxii

生息地

アメリカ大陸中央部~南部の太平洋側およびガラパゴス諸島に生息しています。 沿岸付近に小規模な群れで生活しています。

普段の生活

昼行性で日中に採食し、夜は岩場などで休息します。 肉食で魚介類を食べます。

繁殖と成長

卵生でコロニーを作って繁殖を行い、一度に1~2個の卵を産み6週間の抱卵期間を経て孵化します。 ヒナは3~4か月ほど親に育てられた後に独立します。

子は2~3年で成熟し、寿命は15年ほどです。

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