シノリガモ|色鮮やかな模様を持つ渡りカモ

Histrionicus histrionicus
名称(学名)シノリガモ (Histrionicus histrionicus)
身体体長:40~50cm / 体重:0.5~1kg
生息地北半球の様々な場所
食性雑食で海藻、昆虫、甲殻類などを食べる

シノリガモの特徴

Histrionicus histrionicus

シノリガモは北半球の様々な場所に生息する渡り鳥です。 シノリガモのオスは繁殖期になると体に赤や白のまだら模様ができ、まるでピエロのようであるから英語圏では「ハーレクイン(道化師)」とも呼ばます。 暖かい季節はアラスカ・北欧・北アメリカなどで繁殖を行い、冬になると南下して越冬します。

日本でも4~8月頃に繁殖期を迎えたシノリガモを見ることができます。 北海道・東北などの北日本を中心に岩礁や渓流沿いで姿を見ることができるので、そんな場所で鮮やかな鳥を見かけたらシノリガモかもしれません。

シノリガモの生態

Histrionicus histrionicus

生息地

渡り鳥で北半球の様々な場所で見ることができ、暖かい時期は北アメリカ・北欧・北アジアなどで繁殖して冬季は南下して越冬します。 日本にも渡ってくる群れがあり、春から夏にかけて北日本で繁殖する個体を目にすることができます。

普段の生活

雑食で水草、海藻、昆虫、貝、甲殻類などを食べます。 水の中に潜ってエサを取ることも可能です。

繁殖と成長

卵生で春~夏に繁殖期を迎え、渓流近くに営巣します。 1度の産卵で4~8個の卵を産みメスが卵を温め、1か月の抱卵期間を経て孵化して夫婦で子育てを行います。

ヒナは生まれてすぐ泳ぐことが可能で、3か月で飛ぶことができるようになります。 2年で成熟し、寿命は5年ほどです。

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