ボクシングの世界チャンピオンは約68人

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世の中には様々な最強の称号があり、ボクシング世界チャンピオンもその中の一つです。 しかし日本人ですら何人か世界チャンピオンがいますよね。 一体何人の世界チャンピオンがいるのか、誰しも疑問に思ったことがあると思います。

ボクシングの世界チャンピオンは約68人です。 なんだか多すぎる気がしなくもないです。

ボクシングの階級と団体

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ボクシングは体重別に競技が行われ、階級ごとにチャンピオンがいます。 「ヘビー級」「フライ級」ぐらいは誰しも聞いたことがあると思いますが、これらも階級のひとつです。

それではボクシングには何階級あるのかといえば、以下の17階級です。

ヘビー級200ポンド超(90.72kg超)
クルーザー級200ポンド(90.72kg)
ライトヘビー級175ポンド(79.38kg)
スーパーミドル級168ポンド(76.20kg)
ミドル級160ポンド(72.57kg)
スーパーウェルター級154ポンド(69.85kg)
ウェルター級147ポンド(66.68kg)
スーパーライト級140ポンド(63.50kg)
ライト級135ポンド(61.24kg)
スーパーフェザー級130ポンド(58.97kg)
フェザー級126ポンド(57.15kg)
スーパーバンタム級122ポンド(55.34kg)
バンタム級118ポンド(53.52kg)
スーパーフライ級115ポンド(52.16kg)
フライ級112ポンド(50.80kg)
ライトフライ級108ポンド(48.99kg)
ミニマム級105ポンド(47.61kg)

ボクシングでは試合の前日に計量を行い、階級に定められた上限体重を上回ってないことを確認します。 下限体重も決まっており、下の階級の上限体重より軽くてもいけません。 もし体重が規定範囲内に収まっていなかった場合は失格となり、試合に出ることすらできません。 なおヘビー級の上限体重とミニマム級の下限体重はありません。

ちなみに計量するのは試合前日で、大抵の選手はリミットぎりぎり一杯の体重で計量に臨みます。 そして試合当日は大抵がリミットを超えた体重になっています。重い方が有利だからです。

さらにボクシングはWBA、WBC、IBF、WBOの4つの主要団体があります。 細かいのを含めるともっとあるのですが、まあ世界チャンピオンを名乗れるのはこの4つです。

4つの団体の17の階級にそれぞれ世界チャンピオンがいます。 なので世界チャンピオンの人数は「17 × 4 = 68人」となります。

一人で複数団体のチャンピオンとなることもあります。「統一王者」と言って、複数団体の同階級でチャンピオンになった際に与えられる称号です。 いずれかの団体2つ以上でチャンピオンとなれば統一王者となり、例えばWBAとWBCのベルトを持っていれば「WBA・WBC統一王者」、4団体全てのベルトを持っていれば「4団体統一王者」です。この場合は世界チャンピオンの数が減ります。

また団体によっては「スーパー王座」「暫定王座」「休養王座」など、諸事情により同一階級に複数の世界チャンピオンがいる場合があります。 この場合は世界チャンピオンの数が増えます。

ちなみにボクシングには「2階級制覇」「3階級制覇」などの複数階級を制覇した際に送られる称号もありますが、これは同時に複数階級の世界チャンピオンになっているのではなく、複数階級での制覇経験があるという称号です。同時に複数階級王者になることはできず、どちらかのベルトは返上しなければなりません。

そんな事情で一人で世界チャンピオンの数は「68人」なのです。 これを聞いた人は大抵「多すぎる」と思うようです。柔道王者が7人であることを考えると10倍近くいる訳ですからね。 ボクシングファンでも全員は覚えていないだろうって数です。

ちなみにボクシングは重量級ほど人気が高く、中でも最重量≒最強であるヘビー級は特別な意味を持ちます。 ボクシングファンの中には「ヘビー級以外はチャンピオンと認めない」なんて持論を持っている人もいるほどです。 これに賛同できるかはともかく、言いたいことは分からんでもない気はします。

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