適正な睡眠時間は8時間±2時間

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1日に何時間寝るのが最適か、誰もが一度は考えたことがあると思います。 短いと次の日をぼーっと過ごしてしまいますが、長いとなんだか時間が勿体ない気がします。

でも睡眠時間には体質や生活が関わっているところもあるので、あまり周りを気にせず考えるのがいいでしょう。 短時間睡眠で時間を有効に使っているつもりでも、脳が酔っぱらったように機能低下していることもあるんですよ。

睡眠不足が引き起こす機能低下

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WHOは8時間睡眠を推奨しており、これが最も長い健康寿命を作る睡眠時間としています。 22時に寝て6時に起きる感じでしょうか。健康的ですね。

睡眠不足になると脳の働きが悪くなります。 記憶力や集中力などが低下するので、夜遅くまでの勉強や仕事は短期的にはともかく長期的にはむしろ効率が悪くなってしまうのです。 ワシントン大学の研究によると「6時間睡眠を2週間続けた人は48時間起き続けた人と同じ作業効率になり、しかもそのことに気づけない」とされています。

睡眠不足と言えばプログラマなどのIT業界が有名ですが、最近はIT業界ですら睡眠を軽視していません。 突貫的な作業が入った場合はともかく、基本的に従業員をしっかり寝せて働かせようとします。それはそれでどうなんでしょう

また睡眠不足はホルモン分泌、体調、免疫力などにも悪い影響があります。 睡眠不足は美容の大敵といいますが、実際に顔がむくんだり肌が荒れたりしますよね。これは気のせいではありません。 寝る子は育つと言いますが、睡眠不足の子の成長は悪くなります。更に高血圧や肥満の原因となったり、風邪や病気にかかりやすくなったりと、良い事はほどんどありません。しっかり寝た方がいいでしょう。

また睡眠は体の疲れを取るだけでなく、記憶を整理する時間でもあります。 学業などで少ない睡眠時間で必死に勉強しても、睡眠が足りなければ記憶として定着しないのです。 特に子どもには多くの睡眠が必要なので、しっかり寝ましょうね。

質の良い睡眠をとるためにノンレム睡眠の時間を取る

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睡眠には浅い体の眠りである「レム睡眠」と、深い脳の睡眠である「ノンレム睡眠」があります。

レム睡眠時はまぶたの裏で目が動いていたり夢を見たりと、実は脳は覚醒したままです。 だからちょっとした刺激で目覚めます。昼休みに昼寝するとベルに反応してすっと起きれるのは、眠りの浅いレム睡眠だからです。

対してノンレム睡眠は脳まで寝ている状態です。 脳まで寝ているので眠りは深く、ちょっとした刺激では置きません。 この状態で起きたとしても完全に寝ぼけており、まともな行動が取れません

人は眠るとまず浅いレム睡眠になります。 その後数十分~1時間ぐらいかけて眠りが深いノンレム睡眠へと移行し、その後数十分~1時間かけてまたレム睡眠に戻ります。 睡眠はこの「レム睡眠→ノンレム睡眠→レム睡眠→略」の繰り返しになっています。 1サイクルはおよそ1時間半~2時間程度で、これを睡眠中に数セット繰り返します。

脳を休めるにはノンレム睡眠が必要なので、昼休みにちょっと眠ったぐらいでは本当の意味で睡眠をとったことにはなりません。 起き続けるよりはマシでしょうが、脳は疲れたままです。

睡眠で大切なのは、質の良いノンレム睡眠の時間を長くとることです。 夜の睡眠不足を補うためにちょこちょこ寝ても、実はそれほど脳の睡眠はとれていないのです。 なるべく夜にまとめて睡眠する、昼寝は2時間を目安にとるなど工夫が必要です。

適正な睡眠時間は?

適正な睡眠時間は、もともとの個人差や生活・環境などによって変わってきます。 だからおよそ8時間と言っても、人によっては2時間ぐらいのずれがあります。

例えばショートスリーパーと呼ばれる短時間睡眠でも行動できる人は、レム睡眠からノンレム睡眠に移行する時間がとても短い特徴を持っています。たから短時間睡眠でも活動できるのですが、普通の人が真似をしても酷いことになるだけです。

ぐっすり眠れる環境で、時間を気にせず眠って起きたのが適正な睡眠時間とも言えます。 忙しい現代社会では満足な睡眠時間を作るのもなかなか難しいかもしれませんが、身体にとって大事なことなのでしっかりとるように心がけましょう。

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