じゃんけん必勝法

じゃんけん

何かと決め事において用いられるのがジャンケンです。 小学校のクラス委員決めからPTA・会社の係決めまで、今日もどこかでじゃんけんで決め事がされています。

さてみなさんはじゃんけんに強い方ですか? 何?勝つか負けるかの2分の1の勝負でしかないって? でもやたらじゃんけんが強い奴っていませんでした?

じゃんけんの必勝法、とまではいいませんが、勝率を高める方法があります。 これを知っているのといないのでは、生涯の面倒ごとを請け負う回数が違ってくるでしょう。 じゃんけんとは公平なようで公平ではないのです。

人間の心理を利用しよう

じゃんけん

じゃんけんで完全にランダムに手を出し合う場合、完全に運勝負になってしまいます。 しかし人間は完全にランダムに手を出せる訳ではありません。

つまり人間心理を利用してじゃんけんに勝利するのが基本戦略となります。 そこで大事なのが、単純な反応が出やすいように勝負する事です。

長時間かけて手を熟考する形式は最悪です。相手を脳で考えさせた場合、心理は知性に追いやられます。なので相手に考える暇を与えず「不意をついてじゃんけん勝負に持ち込む」「スピード感のある勝負を行う」など無意識に手を選択させる勝負になるよう心がけましょう。

この戦法を便宜上「無意識戦法」と呼びます。

初手選択

パー

一般的に初手で出てくるのは「グー」が多いです。 握り拳状で手に力を込めやすく、とっさの場合に無意識に出る手の形なのです。 「最初はグー」「グーチョキパー」などの刷り込みも関係しているかもしれません。

逆に出てこないのは「チョキ」です。 チョキは手の形が複雑な上に不自然で、じゃんけんと写真を撮る時ぐらいにしか作らない形です。 特に自然と手に力の入る無意識戦法下では出しにくい形です。

初手は「グー」が出てくることが多く「チョキ」が出てこないことが多いとなれば出す手は決まりますね。
初手は「パー」をだしましょう。

あいこの場合の手選択

チョキ

次は初手であいこになって次手の選択になった時に出すべき手を考えましょう。

人間は無意識では「勝つ」よりも「負けたくない」という考えの方が強く、とりわけ「今までのやり方を変えて失敗したくない」という考えが強いです。これはじゃんけんにおいても同様です。

仮に「パー」であいこになったとしましょう。 ここで最も意識にある手は「パー」で、次手はこの無意識の「パー」に強く影響されます。

「パー」に負けたくないと考えた時、出せる手は「チョキ」か「パー」です。 つまりここで「グー」を出してくる人はあまりいません。

「グー」が出てこないとなればやる事は一つです。即「チョキ」を出しましょう。
つまりあいこになったら、今の手に勝てる手を出せばいいという事です。

最初はグーなどの掛け声はどうする?

じゃんけんを始める際に「最初はグー」の掛け声を入れることがあります。 初手パー戦法を取る場合、この掛け声はあった方がいいような、ない方がいいようなの両側面があります。

「最初はグー」は疑似的な「グーあいこスタート」として働くため、いきなり手を選択した時以上にチョキを出しにくくなります。 相手が直情的であれば、この掛け声はより確実に勝利する布石として機能します。

しかしその一方で「最初はグー」の溜めは、相手に脳で考える隙を与えることになります。 無意識戦法はなるべく相手に脳で考える時間を与えないことを前提とした戦法なので、この溜めは好ましくありません。

奇策として「最初はパー/チョキ」と変化球の掛け声で相手の思考時間を削る戦法があります。 しかし掛け声は心理的に初手としての認識が低いのか、ここから心理的に出しにくいはずのグーやパーが飛び出してくる確率は低くありません。

相手の性格や傾向が分かっているのであれば相手を見て掛け声の有無と内容を選択すればいいですが、そうでなければ勝敗に影響はないように思います。

相手が近しい関係であれば、日ごろから掛け声があった場合とない場合の手の違いを見ておくといいかもしれません。

無意識戦法が通じない相手の場合

何度かじゃんけんをしていると、この無意識戦法が通じない相手も見つかります。 しかしこの戦法を意識した上で分析すれば、相手が何を考えて出しているのかがある程度理解できます。

ありがちなタイプは「無意識とは逆に張ってくる人」「ランダム性が高くて無意識戦法が通じない人」「無意識戦法を知っている人」です。

無意識戦法の想定と逆に張ってくる人

アンチ無意識戦法型とも言えるタイプです。 あえて逆張りをするくせものタイプで、むしろじゃんけんが弱い部類の人間ですが、無意識戦法では辛い相手です。

でもこのタイプと分かっていれば対処は簡単です。無意識戦法で出す手をひっくり返しましょう。
つまり初手は「グー」、あいこになったら「今の手と同じ手」を出しましょう。

ランダム性が高くて無意識戦法が通じない人

もし相手が完全にランダムに手を選択できる場合、何をやっても勝敗がほぼ5割に収束します。 この手合いにじゃんけん勝負で勝ち越すのは難しいです。

前述した無意識が強く出る方法で揺さぶりをかけてみてください。 これでブレてくれれば無意識戦法で勝てます。

鉄の心を持っていた場合は完全に運勝負になります。 いっそ別の勝負方法を提案してみてはどうでしょう?

無意識戦法を知っている人

自分も相手も同じ無意識戦法を仕掛ける場合、ひたすらあいこが続きます。 つまり無意識戦法の裏をかいた方が勝ちます。

裏をかくお勧めは3手目です。 「パー」→「チョキ」と出してくる時点で、相手もこの戦法を知っていると見るべきでしょう。 本来なら3手目は「グー」ですが、逆を張って「パー」を出しましょう。

多人数戦

多人数でのじゃんけんでも基本的な手の選択は変わりません。 誰か一人でも前述の無意識戦法の想定通りに手を選択してくれれば負けにはならないので、1対1よりも有利に事を運べるでしょう。

可能であれば貴方がじゃんけんの音頭を取り、無意識の行動が顕著に出るようになるべく早い回転を心がけてください。 繰り返すごとに少しずつ早めていくのもいいでしょう。

また多人数戦の場合、無意識戦法の想定を外してくる人を見つけやすいです。 頻繁に自分に勝つ手を選択している人がいれば「逆張り」、時々ならば「ランダム」もしくは「通用しない人」です。 要注意人物としてマークしておき、共に残ってしまった場合はそれを考慮した選択が必要になるでしょう。

無意識戦法を使えば、あなたは「やたらじゃんけんが強い人」として確かな地位を築くでしょう。 まあ絶対勝てるとはいいませんが、7割ぐらいの勝率をキープできるんじゃないかと思います。

五分五分が七割になっても差はたかが2割ですが、人生においてじゃんけんで勝負する回数は3桁はあるでしょう。 そう考えるとたかが2割といってもバカにできない回数です。

その分あなたは余ったプリンを手に入れたり、面倒な委員を避けたり、やりたくもない幹事を免れます。 そう考えると「たかがじゃんけん必勝法、されどじゃんけん必勝法」なのです。

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