恐怖!世界最強のハチ「スズメバチ」の生態

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暑くなってくるとスズメバチの活動が活発になります。 スズメバチにもいくつか種類がいますが、基本的に日本にいる奴は全部ヤバいと思ってください。 特にオオスズメバチなどは、ハチの中でも世界最強の名高いハチです。

こいつらを怒らせると凄まじい攻撃性で刺してきます。 もし刺されたのが2回目であれば、急いで病院に行きましょう。

スズメバチの生態

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スズメバチは肉食性の強いハチです。 ハチと言えばハチミツを作っていそうなイメージですが、こいつらは作りません。 むしろハチミツを作っているミツバチの天敵です。 ついでに言うとオオスズメバチなんて他種のスズメバチも獲物にしています。

一応天敵もいくつかいますが、巣に数百匹ものスズメバチがいるので多少食べられた所で数が減りません。 スズメバチを巣ごと一網打尽にするのはクマか人間ぐらいです。

巣に近づくと、目の前を飛び回ったり滞空したりして「カチカチ」と音を鳴らします。 これは「巣に近づけば殺す」という警告なので、この状態はまだ襲っては来ません。 もし意図せず近づいてしまっていた場合、ゆっくり後退しましょう。

この警告を無視して近づいたり、中々動こうとしなかった場合はスズメバチは戦闘状態に入ります。 一旦こうなると逃げても追ってくるので大変なことになります。 飛ぶ速度も時速30~40kmと人間がいくら走っても逃げ切れる速度ではありません。

スズメバチが戦闘状態に入ると、毒針攻撃の他に毒を噴射してきます。 毒には攻撃フェロモンが含まれているため、かけらたり刺されたりすると周囲のスズメバチが一斉に襲いかかってきます。 こうなるとゆっくり動いている場合ではないので走って逃げるしかありません。

またスズメバチを潰した時なども攻撃フェロモンが付いてしまうので危険です。 単独でエサを探している巣から遠いスズメバチなら潰しても問題ありませんが、近くに巣があれば総攻撃されます。 スズメバチを叩き潰すのであれば、巣が近くにないことを確認してからの方が無難でしょう。

スズメバチは黒いものに対してより激しく攻撃すると言われていますが、この習性は日中に黒いものが強く浮かび上がってくるためです。逆に暗い場所では白い服が強く浮かび上がり標的にされます。 日中は白い服と帽子、夜間は黒い服を身に着けた方がいいでしょう。

ミツバチなどは人を刺すと、針が取れて死んでしまうのですが、スズメバチは刺したい放題です。 しかもその際に強力な毒を流し込んできます。

毒には痛みを感じる成分が含まれており、刺されるともの凄く痛いです。 一匹だけなら痛いで済みますが、これが何百匹と来るとシャレになりません。

実は一回目より二回目に刺された方が危険です。 「アナフィラキシーショック」について仕組みをお話しします。

アナフィラキシーショックの仕組み

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実はスズメバチの毒はそれほど強力ではありません。 もの凄く痛いし大量に刺されると話は別ですが、少なくとも一度刺されただけで人が死ぬような毒ではありません。 厄介なのはアナフィラキシーショックです。

アナフィラキシーショックとは、人の持つ抗体が暴走して起こるものです。 人はウイルスや毒が体内に入ると、それを駆逐するための抗体を作ります。

この抗体は体内に入ってきた異物を駆逐して作用を抑えますが、時に過剰な反応をしてしまうことがあります。 抗体が暴走すると正常な細胞などにも攻撃を仕掛けるようになり、アナフィラキシーショック状態となります。

これはスズメバチに限らず、他のハチ・薬・ウイルスなどでも起こりうる反応です。 こうなるとより酷い症状が出たり、最悪死んでしまうこともあります。

二度刺されたら必ず起きるというものではなく、何度さされても痛いで済んでいる人もいます。 しかし症状が現れると危険なので、スズメバチに刺されたらお医者さんにかかった方がいいでしょう。

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