赤ワインと白ワインでグラスの形が違う理由

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お店でワインを頼むと、赤ワインと白ワインでは違うグラスで出てきます。 最初は「値段が高いのは小さいグラスで出してんのかな」ぐらいに思っていましたが、複数の店で同じように出てきたのでそうではないようです。

グラスの形が違うのは、ワインごとに最もおいしく味わえるグラスが違うからです。 赤ワインは大きいグラス、白ワインは小さいグラスで飲むとおいしく飲めるのです。

ワインの種類と味の傾向

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ワインは大きく分けて「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼ」の3つに分けられます。 これらの主な違いは原材料です。

赤ワインは赤ブドウの果実に加えて皮や種ごと発酵させて作るため独特の渋みがあります。 対して白ワインは白ブドウの果実のみを絞って発酵させたものでフルーティーな味わいがあります。 大雑把に言えば白ワインに渋みと色を足せば赤ワインになるという訳です。

ロゼは赤ワインと白ワインを足して割ったような存在です。 赤ワインをある程度発酵させた後に皮と種を取り除く、白ワインの製法で赤ブドウを使う、赤ワインと白ワインを混ぜるなどいくつか作り方があります。 味と色も2つの中間ぐらいで、薔薇(ロゼ)色のほんのりした渋みを持つワインになります。

つまりはワインの種類ごとに味が違うのです。 味が違えば飲み方も変わるので、必然的にグラスも変わるという訳です。

ワイングラスの形と機能

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ワイングラスを選ぶ際に気を付ける要素は「リム」と「ボウル」の2つです。 それぞれにどのような役割があるのか見てみましょう。

リム

リムはワインの味を作る場所です。

リムが狭いと飲む際に舌に直接触れる部分が多いため、ワインの存在を強く感じさせます。 リムが広ければ舌に触れない部分が多くなり、ワインの複雑な味わいを楽しむことができます。

濃厚な赤ワインはリムの広いグラス、淡泊な白ワインはリムの狭いグラスを選択しましょう。

ボウル

ボウルはワインの香りを作る場所です。

小さなボウルだとワインの香りをそのまま強く伝え、ワインそのままの香りを楽しむことができます。 大きなボウルだとワインの香りを空気に広げて、複雑な風味を楽しむことができます。

赤ワインはボウルの数割~半分程度しか注がないことが多いですが、これはワインの「呼吸空間」を取るためです。 呼吸空間を大きく取ることで、赤ワインの複雑な風味を空気中に広げてより楽しめるようにしている訳ですね。

また白ワインは渋みがないため味の要素が少なく、温度に影響されやすいです。 言い換えれば飲むのに最適な温度範囲が狭いため、小ぶりなグラスに注いで適温でなくなる前に飲み切ります。

複雑風味の赤ワインはボウルの広いグラス、フレッシュな白ワインはボウルの狭いグラスを選択しましょう。

ステム

ワインをぐるぐる回して香りを楽しむ「スワリング」がやりやすい長さは欲しいですね。

ちなみにステムが長いほど手の温度がワインに移らないと言われることがありますが、そもそもワインを飲む際にステムは持たないので関係ありません。 公式な場所ではワイングラスのボウルを持つのがマナーなので気を付けましょう。

ソムリエはステムやプレートを持ってテイスティングを行いますが、あくまで「少量のワインで味や香りを確認する技術」であって、飲む際のマナーではありません。 ステムのないグラスも販売されていますが、味や香りに影響はありません。

プレート

カップを安定させる役目があり、大抵はカップの直径と同じぐらいの大きさに作られています。 テーブルにプレートを付けてスワリングをすることもあるので小さすぎるのは問題ですが、大抵は良い感じに作られているので気にする必要はありません。

まとめ

ざっくり言えば白ワインは小さいグラス、赤ワインは大きなグラスを選択すればいいでしょう。 しかし一口に白ワイン/赤ワインと言っても味や風味は色々なものがあるため、品種によっては違った選択肢もあるかもしれません。

また合わせる料理や個人の嗜好によっても美味しい味を出すグラスは変わってきますので色々試してみましょう。

私は家で安ワインを飲む時にはマグカップで飲んだりラッパ飲みしたりで細かいことは気にしていません。 しかし頂いた高級ワインを適当に飲むのは勿体ないので、なるべくおいしく飲めるようにしたいですね。 ワインをおいしく恰好よく飲めるようになったら大人って感じがします。

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