サイコロの1だけ赤いのは日本だけ

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日本の六面ダイス、いわゆる「サイコロ」は「1」の目が赤く塗られています。 しかし海外のサイコロはそうではありません。

欧米のサイコロは全て同じ色で塗られています。 そしてお隣の中国・韓国のサイコロは1に加えて4の目が赤く塗られています。

一体なぜなのかと言えば諸説ありますが、結構な昔からこうなっていたみたいですよ。 サイコロの歴史は深いのです。

六面サイコロの目の色の違い

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六面サイコロの目の色、実は地域によって微妙に違います。 欧米のサイコロは目によって色は変わらず全て同じ色、日本のサイコロは1の目だけ赤く塗られている、中国・韓国のサイコロは1に加えて4の目も赤く塗られています。

元々のサイコロは単色だったので、日中韓が何らかの理由で色付けした訳です。 しかしその理由ははっきりせず、色々な説が提唱されていますが定かではありません。 日本のサイコロは「明治時代に1の目を赤く塗ったら沢山売れて、そのうちそれが主流になった」なんて話もありますが・・・

中国のサイコロについては日本の13世紀の書物「平治物語」に記述があります。 もともとは1の目だけが赤かったのですが、唐の楊貴妃がサイコロ勝負の際に4で勝ったらから、それを記念に4も赤く塗らせるようになったという伝説があるそうです。 そして陸続きの韓国にはそのまま同じサイコロが伝わったと思われます。

しかし平治物語の記述の真偽がどうであれ、13世紀には既に「サイコロの1の目が赤い」という概念があったことになります。 ならば日本の1の目が赤いのは中国の影響で、明治よりもっと早くから1の目が赤いサイコロがあったのでは?という気もします。

まあ理由は分かりませんが、とりあえず昔からサイコロの目の色の塗りは地域ごとに微妙に違いがあるという訳です。 中国製の麻雀や欧米のカジノなど、海外製のサイコロを使う際には少し目の色に注意を払ってみてください。 「お、日本のとはちょっと違うな」と思うことでしょう。

サイコロの歴史

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サイコロの起源は確かなことは分かりません。 やや歪な木や骨を削って作られたものがその原型とされていますが、今の1~6の目のサイコロ然とした形のものでも数千年前の遺跡から出土するなど歴史はとても深いです。

サイコロと一口に言ってもN面体のものや棒状のものなどいくつも種類があります。 現在の一般的な形である六面体のサイコロが日本に伝来してきたのは8世紀の奈良時代です。 すごろく盤が入って来たのもこの頃であり、セットで遊ばれていたのでしょう。

またサイコロは神事や占いなどにも使われ、人々はサイの目を通して神の声を伺っていました。 「サイコロの出目を神の声なんて」と思うかもしれませんが、昔の人々は偶然の出来事に対して神の力が働いていると考えていました。 今日にも「サイコロ占い」なんてのが残っています。

サイコロと言えば丁半博打ですが、これはサイコロに比べると意外に新しいようです。 始まったのは江戸時代とされ、サイコロの伝来とは随分開きがあります。

そんなこんなでサイコロは遊具やら祭器やら占い道具やら博打の道具やら様々なものに用いられて、数千年前と変わらぬ形で今に至ります。 それにしても何千年も形が変わっていないって、実は凄いことなのでは・・・

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