アカミミガメ:通称ミドリガメ

trachemys-scripta
名称アカミミガメ (Trachemys scripta )
身体体長25~30cm
生息地ペットとして入ったものが野生化したものが世界中に生息、原産地はアメリカ大陸
食性雑食で魚介類、小動物、水草などを食べる

アカミミガメの特徴

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アカミミガメは耳の辺りが赤いのと緑色の体が特徴で、別名ミドリガメとも言われています。 日本でカメを見かけたら大抵はこのアカミミガメで、日本での生息数は800万匹とも言われています。 日光浴が好きで、よく川原などで甲羅を干している姿を見ることができます。

しかしこのアカミミガメ、実はもともと日本にいた種ではありません。 原産地はアメリカ大陸で、ペットとして日本(および世界中)に輸出されたものです。 逃げ出したり捨てられたりしたものが野生化し、大繁殖して今に至ります。

アメリカではワニなどの天敵がいるためあまり増えませんが、日本においては本種を捕食する動物はほどんどいません。 大きく勢力を伸ばし、今では日本固有種を追いやり生態系に影響が出るまでに増えてしまいました。 他にも農作物を食べてしまったりと、あまり好ましくない状況が続いています。

なので2020年を目安にアカミミガメを特定外来生物へ指定し、日本での販売や飼育に制限をかける予定になっています。 法が施工されれば飼育もできなくなりますが、制定前からペットとして飼育しているのであれば飼育許可は下ります。 施工後半年以内に手続きをしましょう。

お祭りでよく見かけていたミドリガメ掬いなんかも、もうすぐ見られなくなってしまうのですね・・・

アカミミガメの生態

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生息地

池や川の水辺近くに生息しています。 原産地はアメリカですが、ペットとして流通したものが世界中で繁殖しています。

普段の生活

昼行性で日中に採食し、夜は浅い場所や陸上で休息します。 雑食で小動物、魚介類、水草、植物の芽などを食べます。

冬の寒い時期は地面の下で冬眠します。 地域にもよりますが、暖かい場所で2か月、寒い場所になれば5か月冬眠します。 ただし沖縄のような通年暖かい場所や、温度が調整できるペットなどは冬眠する必要はありません。

繁殖と成長

決まった繁殖時期を持たず通年繁殖が可能です。 卵生で水辺の陸地に穴を掘り、一度の産卵で6~20個の卵を産卵し、年間で2~3回産卵します。

卵は2~3か月で孵化し、5~8年で成熟します。 寿命は30年ほどで、中には50年近く生きるものもあります。 中々数が減らないのが納得できる寿命ですね。

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