ブタ:イノシシを家畜化したのがブタ

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名称ブタ (Sus scrofa domesticus)
身体体高:70~120cm / 体重:100~350kg
生息地世界中で人間に飼育されている
食性雑食で何でも食べる

ブタの特徴

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ブタはイノシシを家畜化したものであり、イノシシの亜種です。 畜産業においてウシ・鳥とならんで重宝されています。

雑食で何でも良く食べ、また他の家畜と比べてエサを一定量与えた時に得られる肉が多いです。 免疫力が高く育てやすいため、家畜としてとても優秀です。 家畜としての歴史は割と浅いほうですが、日本書紀の時代に渡来人によって畜産技術がもたらされたと考えられています。

ブタにはイノシシのような牙がないイメージですが、これは人の手による措置のためです。 イノシシの牙は犬歯が伸びたものですが、生まれた時に抜歯するため養豚場のブタは牙がありません。

ブタにはデブとかマヌケとかややネガティブなイメージがありますが、実際のブタはとても強いです。 体脂肪率は15%程度で、分厚い筋肉と厚い脂肪で衝撃を通しません。「空手家・石井和義が若かりし頃、ブタの額に正拳突きを何発も当てたのにブタは平然とエサを食い続けていた」なんてエピソードもあります。
また本来は牙を持っているため、抜歯せずに養豚する地域のブタや野ブタなどに殺される人は少ないながら珍しくありません。

環境への適応能力が非常に優れ、野生化するとまるでイノシシのように毛におおわれた姿に変貌します。 というかイノシシの亜種なので、ほとんど同じものなんですよね。

またペットとして小さめの「ミニブタ」が飼われることもあります。 性格が穏やかで免疫力も高いため、とても飼いやすいペットとされています。 実はイヌやネコ猫なんかより頭がいいとか何とか。

ブタの生態

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生息地

世界中の様々な場所で家畜として飼われています。 その数は約10億頭にも上ります。

普段の生活

昼行性で日中に採食します。 雑食で割となんでも食べ、野生ではイノシシのように地中の根菜や虫などを好んで食べます。 1日に食べるエサの量はおよそ3~6kgです。意外に少ないですかね。

繁殖と成長

決まった繁殖期は持たず、通年妊娠が可能です。 4か月の妊娠期間を経て8~10子を出産します。

子は1月の授乳期間を経て7~9か月で成熟します。 寿命は主に人間の都合で決まりますが、飼育下で天寿を全うすると10~15年ほど生きます。 肉として出荷されるものの寿命は1年にも満ちません。

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