カツオノエボシ:ヒドロムシが合体して形成

physalia-physalis
名称カツオノエボシ (Physalia physalis)
身体体長:10~50m (触手が長いだけで頭は10cmほど)
生息地世界中の温暖な海域
食性肉食で小魚などを食べる

カツオノエボシの特徴

physalia-physalis

カツオノエボシは複数のヒドロムシが合体して形成する群体です。 浮袋・触手・消化・生殖を担当する4つの部品から成っている合体ロボみたいな生物です。 一般的に知られているクラゲとは違うように思うかもしれませんが、クラゲは色々なものがいるのです。

伸ばすと50mにもなる触手で小魚やエビなどの獲物に毒を浴びせ、動けなくなった所を食べます。 食べるといっても、消化担当の部位に持って行って酵素で消化する感じですが。

普段は沖合にいますが、自分で泳ぐことができないため流されて海岸近くにいることもあります。

人が触ると激痛が走り、ショックで溺れたり最悪死んでしまうこともあります。 海でクラゲを見つけても触らないのが基本ですが、こいつは特に危ないので近寄ってはいけません。

カメなどの毒が効かない動物が天敵であり、実はマンボウにもよく食べられています。 マンボウは皮膚が固くて毒が通らないのです。

カツオノエボシの生態

生息地

カツオノエボシは世界中の温暖な海域に生息しています。

普段の生活

自分で泳ぐことができないため、海流に流されたり、海上に頭が出ている時に風に流されたりしながら漂っています。 普段は沖合にいますが、海岸付近で見られることもあります。

肉食で魚やエビなどを触手で絡めとって毒で殺して消化します。 その後は中にある空洞に栄養を送って体中のヒドロムシが吸収します。

繁殖と成長

カツオノエボシはヒドロムシが合体した名称であるため、これ自体が繁殖する訳ではありません。 寿命 (?)はよく分かっていませんが、半年程度ではないかと考えられています。

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