ザトウクジラ:群れで生活するクジラ

megaptera-novaeangliae
名称ザトウクジラ (Megaptera novaeangliae)
身体体長:11~19m / 体重:30t
生息地全世界の海を回遊
食性肉食で魚を食べる

ザトウクジラの特徴

megaptera-novaeangliae

ザトウクジラはクジラとしては中型で、数十頭もの群れで生活しています。 集団生活のためか、音で意思疎通を行う能力に長けています。

エサを取る際には、バブルネットフィーディングと呼ばれる高度な囲い込み漁を仲間と行います。 まず数頭がかりで空気を吐き出して魚を威嚇して、一か所に大量の魚を集めます。 そこを真下から一気に魚めがけて浮上して大量の魚を一気に食べて今います。 その後ヒゲを使って魚だけこして、飲んでしまった海水は吐き出します。

またザトウクジラのオスは歌を歌うことでも知られています。 メスへの求愛の歌と言われていますが、詳しくは分かっていません。 地域や群れごとに歌が微妙に違い、また季節によっても少しずつ変わっていくそうですよ。

ザトウクジラの生態

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生息地

ザトウクジラは数十頭の群れで世界中を回遊し、夏は北極や南極、冬は亜熱帯の海で過ごしています。 冬から春ごろには日本付近でもその姿を見ることができます。

普段の生活

クジラは泳ぎながらプランクトンを食べているイメージがありますが、ザトウクジラは群れで狩りをして食事をします。

よくブリーチングと呼ばれる海上へのジャンプをしていますが、なぜするのかはよく分かっていません。 一説には寄生虫を落としているとか、コミュニケーションだとか、単に楽しんでるだけだとか言われています。

ザトウクジラは寝る時は群れで頭を上にして縦向きで寝ることで有名です。 肺呼吸ですから、呼吸を考えると頭が海面に近い方がいいんでしょうね。

繁殖と成長

繁殖期を迎えると、オスはメスの気を引くために様々な行動をします。 ブリーチングもその一環のようです。 カップルが成立すると数日のみ一緒に行動しますが、子育ては全てメスクジラが行います。

2~3年に1頭出産し、1年ほどの子育て期間があります。 子は独立して6年ほどで成熟します。寿命は70~80年ほどです。

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