ハクトウワシ:アメリカの国鳥

haliaeetus-leucocephalus
名称ハクトウワシ (Haliaeetus leucocephalus)
身体体長:90cm / 翼開長:200cm / 体重:3~6kg
生息地アラスカ・フロリダ半島の沿岸部
食性肉食で魚や動物を食べる

ハクトウワシの特徴

haliaeetus-leucocephalus

ハクトウワシはアメリカの国鳥です。 ハクトウの名前通り、肩から頭が白いのが特徴です。 雛は全身褐色ですが、成長するにつれて頭が白くなっていきます。 大型のワシで、羽を広げると翼開長は2mにも達します。

1kmの上空を円を描きながら滑空して獲物を探し、5km先の獲物を見つけることができるほど目が良いです。 鳥は基本的に遠くのものを見る力に優れますが、その中でもハクトウワシは特に目が良く、大きい眼球で遠くのものまではっきり見渡せます。 (「鳥目」という言葉は夜目が効かないという意味であり、イコール目が悪いということではありません)

獲物を見つけると上空からそのまま急降下して襲い掛かります。 空中だろうが水中だろうが、鋭い嘴とかぎ爪で獲物をがっちり捕まえることができます。 主に魚を捕食しますが、他にも鳥や哺乳類、爬虫類などの中型以下の動物も狩ります。

かつて人間の出したゴミなどの毒で生息数が激減し、一時は絶滅危惧種に指定されていました。 しかし今は生息数を大分戻し、絶滅危惧リストから外されています。

そういえばインディアンの羽飾りもハクトウワシの羽でできています。 インディアンはハクトウワシを神聖な生物として崇め、宗教儀式の祭具として使っているんですよ。

ハクトウワシの生態

haliaeetus-leucocephalus

生息地

アラスカ・フロリダ半島の沿岸部などを中心に広範囲に生息しています。 海岸や川沿いなど、魚の採れる水辺付近につがいで生活しています。

水辺近くの樹上や岸壁などの高所に枝を集めて巣を作りますが、同じ巣を拡張しながら使い続けるため巨大になります。 最大級のものでは重さ8tの巣も確認されています。

普段の生活

肉食で主に魚を食べ、他にも中型以下の哺乳類、爬虫類やその死骸などを食べます。

繁殖と成長

南部では10~4月、北部では4~8月に繁殖期を迎えます。 年に1度2個の卵を産み、オスとメスが交替で抱卵します。

子は5歳年ほどで成熟して肩から頭が白くなります。寿命は30年ほどです。

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