ヨーロッパハリネズミ:毛が針のネズミ

erinaceus-europaeus
名称ヨーロッパハリネズミ (Erinaceus europaeus)
身体体長:20~30cm / 毛長:2~3cm / 体重:600g
生息地ヨーロッパの草原や森林
食性雑食で木の実や小動物を食べる

ヨーロッパハリネズミの特徴

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ヨーロッパハリネズミはハリネズミの仲間で、名前の通りヨーロッパに生息しています。 ハリネズミはネズミという名前ですが、どちらかと言えばネズミではなくモグラに近いです。 ネズミのように見えるからそう名前が付いただけなのです。

体中に2~3cmほどの2万本近くもの針のような固い毛を持ち、警戒すると毛を立てて頭と足を引っ込めて丸まるのが特徴です。 この状態になるとタカやワシなどの猛禽類は簡単にハリネズミを襲うことができません。

しかしこの状態が無敵という訳ではありません。 むき出しの顔が弱点で、コヨーテやヤマネコなどの捕食者たちは顔を狙って攻撃してハリネズミを仕留めます。 そして仕留めた後には柔らかいお腹から食べてしまうのです。

ヨーロッパハリネズミの生態

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生息地

ヨーロッパの草原や森林に生息しています。 ハリネズミにもいくつか種類がいますが、寒い地域に住むヨーロッパハリネズミは10月~4月ごろまでは冬眠して過ごします。

人家近くにも生活しており、基本的に生態系を壊す害獣と見る国や地域が多いです。 しかし昆虫や小動物を食べる能力を重宝する地域もあります。

普段の生活

夜行性で、木の実や果実、ナメクジ、カタツムリ、トカゲ、ヘビ、鳥の卵などを食べる雑食です。 毒ヘビに免疫を持っていて、固い毛に守られていることも相まって噛まれても簡単には死にません。

木に登ったり水を泳いだりと色んな場所にいます。 性格は臆病で、危険を感じるとすぐに針のような毛を立てて丸くなって身を守ります。

繁殖と成長

繁殖期は冬眠から起きた後の5~7月で、ひと月ほどの妊娠期間を経て1~6匹の子を産みます。 メスが子育てをし、3週間ほどの授乳期間を経て子は独立します。タイミングが合えば夏に2度目の出産をすることもあります。

メスは2~3か月、オスは半年ほどで成熟し、寿命は6年ほどです。

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