キタオポッサム:特技は死んだふり

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名称キタオポッサム (Didelphis virginiana)
身体体長:70cm / 尾長:25~50cm / 体重:6g
生息地アメリカ・カナダ
食性雑食でネズミ、カエル、昆虫、木の実などなんでも食べる

キタオポッサムの特徴

キタオポッサムと言えば特技は死んだふりです。 敵に襲われるとバタンと倒れ、虚ろな目になり舌を出し、なんと死臭まで出します。死体そっくりで全く見分けは付きません。

タヌキ寝入りはただの気絶ですが、キタオポッサムの死んだふりは気合いの入った演技なのです。 こうして敵が死体だと思ってと油断すると、隙を見てスタコラサッサと逃げてしまいます。

オーストラリア大陸外での有袋類はとても珍しく、キタオポッサムはアメリカ大陸で唯一の有袋類です。

多産で有名であり20頭以上もの子を産むこともあり、記録ではなんと一度に56頭産んだ記録もあります。 しかし一度に育てられるのはせいぜい10~15頭ぐらいで、親の袋にたどり着けないまま死んでしまう子もいるようです。 なんでそんなに沢山産まれてしまうんでしょうか。

キタオポッサムの生態

生息地

アメリカ・カナダなどに生息しています。

普段の生活

夜行性で昼間は木の下や岩陰に落ち葉で巣を作って過ごします。 夜になると巣を出て樹上で行動します。鋭い爪と手足のように操れる尻尾でスイスイ木登りできるのです。

繁殖と成長

赤ちゃんは1.5~2cm程度で、産まれてすぐに母親の袋の中に入って70日ほど過ごします。 成長して大きくなるにつれて袋を出て母親の背中や尻尾に場所を変え、やがて成熟すると独り立ちします。 寿命は4年ほどです。

その繁殖力と雑食性で都市部にまで入り込み、多くのキタオポッサムが都市でたくましく生きています。

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