アカエイ:沿岸付近にも生息する長い毒針を持つエイ

Dasyatis akajei
名称アカエイ (Dasyatis akajei)
身体体長:1m
生息地東アジアの沿岸付近
食性肉食

アカエイの特徴

Dasyatis akajei

アカエイは平べったい体に長い尾を持つエイの一種で、体長は1m程度ですが尾の先まで入れた全長が2mを超える個体も存在します。 アジアの沿岸付近に広く生息しているため、一般的によく見られるエイです。

海水浴場などの浅い海域までやってくることもあり、上から見ても砂と保護色で砂の中に潜り込んでいることもあって分かりにくいです。 そうして気付かずに踏んでしまって尾の毒針で刺される事件がしばしば起こります。

針は返し付きの構造になっているため抜く時に回りの肉を持っていかれ、毒もそれなりに強力です。 刺されるとアナフィラキシーショックを起こす危険もあり、稀にですが死亡事故も起きています。 人がよく行く場所にいることもあって、海辺の危険な要注意生物です。

ちなみにこのアカエイ、エイの中でも最もおいしいと言われています。 ただしエイは大量の尿素を体にため込んで浸透圧調整をしており、死後は尿素が微生物に分解されてアンモニアになりとても臭くなります。 なので新鮮なうちに食べるか、料理の際に臭みを消すと美味しく食べられます。

アカエイの生態

Dasyatis akajei

生息地

東アジアの沿岸付近に広く生息します。 水深数mの浅い場所から数百mのそれなりに深い場所で活動しており、海水浴場近くやダイビングなどでよく見られるエイです。

普段の生活

普段は砂の中に潜り込み、目・噴出孔、尻尾だけを砂上に出しています。 肉食で貝、タコやイカ、カニやエビ、魚など底生生物を捕食して食べます。 ちなみに天敵はサメで、毒針も効果が薄くよく食べられています。

繁殖と成長

卵胎内で卵を孵化させてから産む卵胎生です。 5~8月の繁殖期になると一度に10匹ほどのミニサイズの稚魚を産みます。

子は2~3年で成熟し、寿命は15~25年と結構長生きです。

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