コクチョウ:黒いハクチョウ、通称ブラックスワン

cygnus-atratus
名称コクチョウ (Cygnus atratus)
身体体長:110~150cm / 翼開長 2m / 体重:5~7kg
生息地オーストラリアに広く生息
食性草食で草を食べる

コクチョウの特徴

cygnus-atratus

コクチョウは黒いハクチョウで、ブラックスワンなどと呼ばれることもあります。 その名の通り黒い体と赤いクチバシが特徴です。 ヒナのうちはハクチョウとほぼ同じで白っぽい体ですが、成長するにしたがって黒くなっていきます。

オーストラリア大陸に生息し季節ごとに大陸内の移動はしますが、渡り鳥のような長距離の移動はしません。 しかし人の手で持ち込まれたものが世界各地で繁殖して、外来種として問題になっている地域もあります。

日本でも持ち込まれたコクチョウが繁殖した結果、各地で見られるようになってしまいました。 見てる分には物珍しくていいのですが、日本に元々生息している種の生息を脅かす危険があり注視されています。

本種が発見される前、ことわざで不可能なことを「ブラックスワンを探すようなもの」と言われていました。 しかし17世紀にオーストラリア大陸でブラックスワンが発見されてしまってまあ大変です。

他種であれば黒い鳥が発見されても「そんな鳥もいるんだな」で済まされたでしょうが、存在しないと思われていたコクチョウが発見された時の衝撃はとても大きなものでした。そんな経緯で起こるはずがなかった事が起きた時に非常に大きな衝撃を受けるのを「ブラックスワン理論」と言います。

コクチョウの生態

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生息地

オーストラリア大陸および世界中に生息しています。 つがいや家族単位の少数で生活しますが、移動の際には数百羽が集まって移動します。

普段の生活

昼行性で日中に採食し、夜は湖の上など安全な場所で休息します。 ただし集団での移動の際には夜に飛ぶこともあります。

草食で湖の水草や周辺の草などを食べます。

繁殖と成長

卵生でオーストラリアでは5月~9月の冬に繁殖期を迎えます。 湖の周辺に営巣して一度に4~8個の卵を産み、夫婦で交代で抱卵します。

40日ほどで孵化し、1年の子育て期間を経て独立します。 4~6年で成熟し、寿命は30~40年です。

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