ブチハイエナ:実は優秀なハンター

crocuta-crocuta
名称ブチハイエナ (Crocuta crocuta)
身体体長:100~180cm / 尾長:25~36cm / 体重:60~80kg
生息地アフリカ大陸のサハラ以南に広く生息
食性肉食で動物を残さず骨まで食べる

ブチハイエナの特徴

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他の動物の獲物を横取りするイメージからか、横取りすることを「ハイエナ行為」なんて言うことがあります。 でもハイエナは言うほどハイエナ行為していません。むしろハイエナ行為されている被害者なんです。

ブチハイエナはハイエナの中で最大の種です。 狩りが得意で獲物の6~7割は自分で狩っており、ライオンよりも狩りの成功率は高いです。 最高速度が時速60kmにも及ぶ俊足と、長時間獲物を追い続ける持久力を兼ね備えています。

しかしせっかく狩ってきた獲物はライオンなどにハイエナ行為されることが多いです。 そうしてライオンが食べ残した残骸を骨まで食べるからうんちが白いんです。

ブチハイエナの生態

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生息地

アフリカの草原などに広く生息しています。 数十頭の群れで生活していて、メスが群れのリーダーとなります。 見た目なんか犬っぽいですが、食肉目でネコの仲間です。

普段の生活

夜行性で昼間は木陰や岩陰で休み、夜になると狩りに出かけ、鋭い嗅覚と聴覚で獲物を探します。 主に狩りで仕留めた獲物を食べますが、他の肉食獣から獲物を横取りしたり、残っている残骸を骨まで食べたりもします。

このブチハイエナのメス、生殖器がオスの生殖器と似たような形をしています。 さらに肛門腺がメスの生殖器と似た形をしていて、昔は両性具有だと考えられていました。 でもちゃんとオスとメスに分かれており、メスの方が体が大きく群れでの順位も上です。 メスの方が大きく偉いのは肉食獣では珍しいですね。

繁殖と成長

子どもを産むのは群れのリーダーだけで、群れで子育てします。 産まれた子どもは群れと別の場所で1月ほど過ごし、それから群れと合流します。 産まれたばかりの時は黒い毛ですが、半年ほどでブチブチ模様に変わっていきます。

子は3~4年で成熟し、寿命は20年ほどです。 群れはリーダーの末女が新たなリーダーとなって、脈々と受け継がれていくのです。

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