コウテイペンギン:世界最大のペンギン

aptenodytes-forsteri
名称コウテイペンギン (Aptenodytes forsteri)
身体体長:100~120cm 体重:25~40kg
生息地南極大陸
食性肉食で魚・イカ・エビなどを食べる

コウテイペンギンの特徴

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コウテイペンギンはペンギンの中で最大の種です。 この偉そうな名前は、2番目に大きいオウサマペンギンと関係があります。

先に見つかったのはオウサマペンギンで、大きいペンギンとしてキングと名付けられました。 しかしその後で更に大きなコウテイペンギンが見つかってしまったのです。

そうしてキングより格上のエンペラーの称号を賜り、コウテイペンギンと名付けられたのです。 皇帝って王様より上の立場なんですよ。

キングペンギンとエンペラーペンギンは大きさが同じぐらいで模様も似ていて見分けにくいです。 見分け方は、頭と首の間の模様がはっきり繋がっていればコウテイペンギン、つながっていなければオウサマペンギンです。

他にもコウテイの方がオレンジ色が薄い、顔に比べてクチバシが小さいなどの特徴がありますが、この辺は2種が並んでいないとまず分かりませんね。

コウテイペンギンの生態

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生息地

南極大陸付近に群れで生活しています。 普段は海上で過ごしていますが、繁殖期を迎えると南極大陸に上がって繁殖活動を行います。

コウテイペンギンは最も南に生息するペンギンで、過酷な生活を強いられています。 マイナス60℃にもなる厳しい寒さを凌ぐために数千匹もの大規模な群れを作り、互いに寄り添って体を冷やさないように活動してます。

普段の生活

海にもぐるのが得意で、ペンギンの中でも最も深い水深500mまで潜ることができます。 肉食で、魚、イカ、エビなどを捕まえて食べます。

繁殖と成長

3~4月の秋ごろに南極大陸に上がって繁殖準備をします。 メスは5~6月ごろに氷原で産卵すると、オスに卵を任せて海にエサを食べに行きます。 オスは何も食べずに卵を温め、2ヶ月ほどで雛が孵ります。 その頃にはオスの体重が半減しており、メスが帰ってくると子育てを交代してエサを食べに海へ行きます。

以降はオスとメスが交替しながら、子のためにエサを胃に蓄えて持ってきて雛に与えます。 雛は半年ほどで独立し、夏の海へと旅立ちます。そして4年ほどで成熟し、寿命は20年ほどです。

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