クラウドソーシングの基礎知識

crowdsourcing

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは、インターネットを通じて仕事の依頼・受注を行う仕事形態です。 インターネットの発達により受注者と労働者を結びつけるのが容易になり、クラウドソーシングサービスは新たな雇用形態として世界中でその経済規模を広めています。

業種は多岐に渡り、プログラムやウェブ構築、ライティングや翻訳、デザインやロゴ制作などなど、何の知識もない人から優秀な技術者など様々なワーカーへ向けた案件が用意されています。 海外においてはコンサルタント、会計、法務などの高度なクラウドソーシング案件も用意されています。

クラウドソーシングのメリット

クラウドソーシングはネットを介してのやり取りで完結できる場合が多く、インターネット環境さえあれば仕事ができるのが大きなメリットです。 自分の部屋がそのまま職場になるので、通勤に時間がかからないのは大きいですね。

クラウドソーシングサービスは世界中で行われているため世界中に仕事があります。 世界のどこにいてもインターネット環境があれば同じように仕事が可能なのは素晴らしいですね。 物価の安い国に住んでクラウドワーカーになるなんてのもいいかもしれません。

クラウドソーシングのデメリット

案件の応募に際して、仕事によっては自分で営業的なことをしなければなりません。 例えば案件に対して提案を行ったり、コンペ形式での競争になる場合もあります。

ある程度作業に取り掛かっても必ず案件が受注でる保証はなく、受注できなかった場合はかけた時間が無駄になるため中々思うように仕事が取れなかったりします。 また発注者の中には確信犯的に案を集めるためにコンペでデザインを集め、不採用で終わらせてしまう所もあるなんて話も聞きます。

会社の中で上手くやれている技術者が参加しても、営業に戸惑って上手く立ち回れないことがあります。 この辺は慣れの部分もありますが、慣れても総合的に見て旨みが少ないと思わされることもあるでしょう。

日本のクラウドソーシング問題

日本のクラウドソーシングはあまり質が良いとは言えず、特別な事情もなしに本業として行うのは割りに合わない状態です。 私が見たのは主にウェブ制作周りやライティング関連ですが、報酬が相場の数分の1~酷いものになると1/10以下で発注されている案件もゴロゴロあります。

クラウドソーシングは発注者側のリスクも大きいため、その分報酬が低くなるのは仕方ありません。 しかし「これはいくら何でも安すぎるだろう」という案件がほとんどです。 ライティング案件であれば1文字0.1円もザラで、1万文字書いてやっと1000円ってなもんです。

以前友人と一緒に中規模クラウドソーシング案件に携わりましたが、バイトした方が遥かに良いと言えるぐらいにはアレでした。 もちろん良心的な発注者さんもいらっしゃるんでしょうけど、外側からでは見えない部分が多く判断がつきません。 実際の報酬は更にそこから2割の手数料がサイトから引かれるので更にアレです。

大手クラウドソーシング会社は「月収20万のワーカーが100人以上いる」「年収500万のワーカーを作る」などを実績・目標としています。 これは登録者数が1000万人を超えるサービスのものであり、日本のクラウドソーシングの厳しい現実を表しています。

もし手を出すのであれば副業と割り切り、たまたま時間が空いてしまった・どうしても自宅を離れられないなど事情がある場合にお小遣い稼ぎとしてやるのがいいでしょう。

まとめ

crowdsourcing

クラウドソーシングの中には本業の延長のような仕事もありますが、基本的に割に合わないものと考えてください。 ある程度スキルがあっても日本のクラウドソーシングサービス一本で食べていくなんてことは止めた方がいいでしょう。

ただし空き時間で仕事をすることが可能なので、お小遣い稼ぎと割り切って作業する分には悪くない面もあります。 また家から出ることができないなど特別な事情がある場合は利用を検討しても良いかもしれません。

なお海外クラウドソーシングは日本に比べて割が良いように見えます。 現状は為替で円が強いためあまり旨みは感じませんが、機会があれば受けてみて改めて評価をしたいですね。

また海外移住を考えている場合、海外クラウドソーシングでの実績作りは日本でもできる移住のためのステップと言えます。 英語学習、スキル向上、現地会社へアピールするための実績作り、就業リスク回避など、色々なメリットがあります。 こういった場合は真剣に取り組んでもいいかもしれませんね。

おすすめ副業講座 HOME